突然の雨漏り!室内でできる対策と必要な対応について

2023.10.02

九州地方にて雨漏り修理・防水工事を行っております、小川防水工業です。

自分には関係ない、と思っていても突然起こる雨漏り。
昨今は大雨や線状降水帯に見舞われることも多く、すぐには収まらないこともあります。
その間は、応急処置として対策を打つ必要があるでしょう。

今回は室内でできる雨漏り対策の手順と、賃貸の場合の対策について、ご紹介したいと思います。
まずは落ち着いて、順番に対処していきましょう。

■ 雨漏りの応急処置

① 家具・家電・食品を避難させる

雨漏りの発生している場所で、雨水のかかりそうな家具・家電・食品があれば、別の場所に移動させましょう。
移動できない場合は、ビニールシートなどで家具・家電・食品を覆うと安心です。
家電の場合は感電の恐れがあるため、コンセントを抜いてください。
壁のコンセント穴、延長コード、リモコンなども付近にないか、確認しましょう。
窓からの雨漏りは、カーテンを外したほうが良いでしょう。

③-1 バケツ・ぞうきん・レジャーシートで対策する

天井からぽつぽつ水が落ちてくる軽度のものは、レジャーシートを広げてバケツを置き、バケツの中にぞうきんを入れて受け止めましょう。
ぞうきんを入れておくことで、水滴の飛び散りを防げます。
バケツは洗面器、ぞうきんはタオル、レジャーシートはビニールシートでも代用できます。

③-2 バケツ・ゴミ袋・養生テープで対策する

水濡れが広範囲の場合や継続する場合は、ゴミ袋などのビニールで該当箇所を覆い、養生テープで留めて、バケツで水を集めるようにしましょう。
即席の漏斗のような感じになります。
ここで使用するテープは、粘着力の低いものにしてください。
布テープなどのぴったりくっつくものは、壁紙などをいっしょに剥がしてしまうことがあるので、養生テープなどがおすすめです。養生テープは100円ショップやホームセンターで手に入ります。

③-3 吸水シート・紙おむつで対策する

壁や窓枠など、抑えるのが難しい場所は吸水シート・紙おむつを直接貼ってみてください。
これらは吸水ポリマーが入っているため、紙おむつによっては850mm吸ってくれるものもあります。
吸水シートは、介護用やペットシーツとして販売されているため、ドラッグストアなどで手に入るでしょう。
貼る際は、養生テープで留めるようにしてください。

④ 写真を撮る

雨漏りが一通り落ち着いたら、濡れた場所を写真に撮りましょう。
時間がたつと、乾いて分からなくなることもあるため、できるだけ雨漏りが起きたと分かる状態で撮るのがおすすめです。
写真によって、雨漏りの原因を探れるほか、家財がダメージを受けた際に補償を受けられる証拠になります。
スマートフォンによる撮影でも十分でしょう。

⑤ 雨漏り修理業者に連絡する

雨漏り修理に対応できる業者に、連絡を取りましょう。
大雨や台風の後などは、回線が集中してつながらない可能性があり、順番待ちで修理まで何日も要することも考えられます。
どうしても大手がいい、というこだわりがないなら、地元の修理屋さんに頼んでみてください。早くに修理・当分の処置を行ってくれるでしょう。なかには良くない業者もいるため、口コミなどを調べた上での依頼が安全です。

■ 雨漏り修理は専門業者に任せましょう

何とか自分で直したいという気持ちになったかもしれませんが、今はぐっと我慢しましょう。
屋根にブルーシートをかぶせる作業などは、高所のため転落の恐れがあるほか、屋根材を割ってしまうこともあります。作業に慣れた、専門の業者に任せるようにしましょう。

ほかに、雨漏りの場所をシーリング材や板でふさぐのもNGです。
雨水は落ちてこなくなりますが、浸入経路が変わって別の場所で雨漏りが発生し、さらに修理費がかさんでしまうでしょう。

■ 賃貸の場合は、管理会社・大家さんへ連絡を

賃貸物件で起きた場合は、修理業者に連絡はせず、管理会社もしくは大家さんに連絡しましょう。
建物は貸主のものなので、勝手に手を加えてはいけません。
雨漏りの修理は多くの場合、管理側が業者を手配してくれるかと思います。

なお、家財が濡れて被害が出たときは、遠慮せず申告しましょう。

■ 九州での雨漏り修理は「小川防水工業」まで!

小川防水工業は、佐賀市を中心に九州地方にて、雨漏り修理・防水工事を承っております。
NPO法人雨漏り診断士協会による、雨漏り診断士の資格を保有しており、雨漏りを再発させないことをモットーにしています。

ほかの業者では再発してしまった雨漏りを、当方の修理で解決した例もございますので、なかなか直らない雨漏りがあれば、お気軽にご相談くださいませ。

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■ まとめ

雨漏りの対策としては、バケツで受け止める方法、ビニールシートで集める方法、吸水シートなどで吸わせる方法が考えられます。水がかかると危ないものを別の場所へ移動させ、収まったら写真を忘れずに撮り、修理業者を手配してください。

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